研究会の概要

HOME  > かすたねっととは
かすたねっととは

平成20年4月からスタートした第5次医療法改正に基づく「新地域医療計画」では、がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病の4つの疾病と小児救急医療・周産期医療などの5つの事業ごとに医療連携体制を構築し、急性期から在宅まで切れ目のない医療を提供出来るようにしなければならない、とされました。
私たちはこの草案が公表された平成19年末から準備に着手し、平成20年1月10日に、鹿児島市を中心とした急性期、回復期、維持期の医療機関が集まって、第1回「脳卒中地域連携パスの集い」を開催しました。この後2回の会合を持って医療機関の意見を集約し、鹿児島版の脳卒中連携パスを作成することが出来ました。

一方、鹿児島県が「鹿児島県保健医療計画」を策定するに当たり、脳卒中を含む4疾病5事業を対象とした地域医療連携体制の構築を進めたなか、その手始めとして平成20年(2008年)8月、脳卒中の地域医療計画の策定作業が始まりました。
地域医療連携は、医療制度改革大綱に示された、「患者の視点に立った、安心・安全で質の高い医療が受けられる体制の構築」の方針に基づいて各都道府県の二次医療圏単位で計画の策定が行われるもので、当時すでに診療報酬として「地域連携診療計画管理料」・「地域連携診療計画退院時指導料」の診療報酬請求が認められていました。
これらの診療報酬は県が策定した地域医療連携計画に参加を標榜し届出を行った医療機関が対象となるもので、また地域医療連携計画では、医療機関の登録に係わる施設基準が設定されることとなり、鹿児島市医師会の主導で「地域医療連携検討委員会」が設置されました。
地域医療連携検討委員会の第1回脳卒中部会(部会長:濱田陸三)は平成20年8月5日に行われ、その後ステージ別の参加医療施設基準など鹿児島における脳卒中地域連携の基本案が策定されました。
平成21年1月7日には鹿児島市医師会館で脳卒中地域連携参加医療施設募集説明会が行われ、参加希望施設に関しては鹿児島市医師会地域医療連携検討委員会で評価の後、推薦施設が決定され、2月12日に鹿児島市に提出されました。

以上の背景から、鹿児島全県下を対象とした脳卒中の地域連携ネットワークを構築すべく「脳卒中地域連携の集い(仮称)」をスタートさせました。第1回世話人会を平成21年5月27日に行い、この席で会の名称「鹿児島脳卒中地域連携ネットワーク研究会」、構成、運営方針等を決定しました。次いで平成21年7月1日、第2回鹿児島脳卒中地域連携ネットワーク研究会 世話人会で会則、第1回研究会の概要を決定しました。

なお会の名称についてはその後、簡明で親しみやすい愛称として、英文表記Kagoshima Stroke Area Networkの頭文字をとって KASTANet(かすたねっと)を使用しています。

このような準備を経て、平成21年11月27日に第1回鹿児島脳卒中地域連携ネットワーク研究会を開催する運びとなり、平成21年10月、関係医療医機関に案内状を送付しました。
第1回鹿児島脳卒中地域連携ネットワーク研究会は36施設から219名の参加を得て成功裏に終えることが出来ましたが、その後も回を重ねるごとに参加施設も増え、鹿児島市の他、日置市、いちき串木野市、枕崎市、指宿市、姶良市、霧島市、薩摩郡、志布志市など、県内の広範な地域からの参加を頂き現在に至っています。

鹿児島脳卒中地域連携ネットワーク研究会(KASTANetかすたねっと)はこのような経緯で始まった会ですので、当研究会には、医療機能の基準を満たして鹿児島県のホームページ「地域医療連携に係る医療機関一覧(脳卒中)」に記載された医療施設であればどのステージの施設でも参加できます。 

(文責:代表世話人 濱田 陸三)

各種資料

かすたねっとの歴史かすたねっと通信