小委員会について

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嚥下・摂食小委員会

摂食嚥下小委員会設立の経緯

 

2009年、鹿児島二次医療圏内で転院される患者様の嚥下機能に合わせた食事内容の情報提供をスムーズに行い、より安全に嚥下障害を有する患者さんへの対応ができることを目的に当会は結成されました。

 

当時は、まだ統一した嚥下食の設定が無く、比較的多くの方に使われていた嚥下食ピラミッド(金谷、2004)をもとに嚥下食を設定している病院・施設もあるものの、病院間での連携はなされておらず、嚥下食の段階や名称も異なっていました。せっかくの嚥下食も情報共有がうまくいかなければ嚥下障害を有する方々への初期対応に生かしにくいということで、摂食嚥下小委員会(当時は嚥下食小委員会として開催)にて、各病院・施設の嚥下食の段階や名称、提供されている嚥下食の内容について情報共有を行うこととなりました。2010年3月には、地域連携パスレレベル別嚥下食鹿児島、 摂食・嚥下連携シート、レシピ集を作成し、CDに記録して各関連病院・施設へ送付する運びとなりました。

 

作成後の感想としては、①転院当日の食事入力がスムーズになった、②摂食・嚥下障害の状態がわかりスムーズな連携ができる、③摂食嚥下への初期介入が行いやすい、といった当初の目的にかなったご意見をいただいたのですが、使用している施設数が少ない。 摂食嚥下連携シートの作成が煩雑(職種によって記載が難しい箇所がある)などの問題点が挙がったことと、2013年に日本摂食嚥下リハビリテーション学会が嚥下調整食の標準化といえる嚥下調整食学会基2013を設定したことに伴い新基準に則った嚥下調整食の表記が必要になったことから、2013年に再度、摂食嚥下小委員会を招集し改訂作業を行いました。

 

学会基準の設定により、今後は、コード○という名称が共通言語となり、各施設間で嚥下調整食の情報共有がすぐに行えるという状況になることが理想と思われます。ただしコード設定の移行期間にある、嚥下調整食の導入はまだ準備段階という場合もあるかと思われます。各施設の嚥下調整食一覧については、参加施設の情報共有のみではなく、嚥下調整食設定の一例として参考にしていただければ幸いです。また、摂食嚥下連携シートにつきましては、患者様が安全に召し上がれる嚥下調整食の段階や条件などを施設間でスムーズに連絡しできることを目標としています。各施設のサマリーなど重複する項目もあるかと思いますが、一枚のシートで摂食嚥下の状況がわかる情報源として活用いただけるようお願いいたします。

 

摂食嚥下小委員会画像01

摂食嚥下小委員会 過去の開催経過

  • 第1回 平成22年1月14日
  • 第2回 平成22年2月17日
  • 第3回 平成22年3月17日
  • 第4回 平成22年8月11日
  • 第5回 平成22年10月13日
  • 第6回 平成26年8月22日
  • 第7回 平成26年11月28日
  • 第8回 平成27年3月2日

参加施設

  • 厚地脳神経外科病院
  • 今村病院分院
  • 大勝病院
  • 鹿児島医療センター
  • 鹿児島市立病院
  • 鹿児島大学病院
  • 高田病院
  • 田上記念病院
  • 豊島病院
  • 南風病院
  • 八反丸リハビリテーション病院
  • 三船病院
  • リハビリテーション病院米盛
  • 米盛病院
  • (50音順)

地域連携パスレベル別嚥下食レシピの例

各種資料

脳卒中連携パスの嚥下調整食記載について

 

※脳卒中連携シート嚥下調整食記載欄には従来の嚥下ピラミッドに基づいたレベル表示にて記載していただくようお願いいたします。
 日本摂食嚥下リハビリテーション学会基準に基づき、現在コード表示に合わせて嚥下調整食を設定されている病院・施設も多いことと存じます。このたびのHP公開に合わせ、脳卒中連携パスの嚥下調整食の記載欄についても変更を行おうとしましたが、現在使用されているファイルメーカーに不具合が生じるおそれやデータへの影響を考慮して、脳卒中連携シートの改訂公開は今回見送りました。そのため、実際に使用している嚥下調整食コードとのずれが生じる場合があります。
 ご面倒とは存じますが、脳卒中連携シートでは従来の嚥下食ピラミッドに基づいたレベル表示にチェックをしていただき、詳細は摂食嚥下連携シートに記載の上、脳卒中連携シートと摂食嚥下連携シートを転院先にご送付ください。
 なお、集計元の急性期への脳卒中連携シート送付につきましてはシートのみの送付で結構です。
なお、コードとレベルの記載のずれにつきましては、摂食嚥下連携シート解説欄をご参照下さい。